写真のちから
2010.10.02 Saturday
東広島のリハビリテーションセンターの教室が無事終った。
4回かぎりの短い講座だったけれど、
得るものはとても大きかった。
最初の一回目から見てるからよけいに
みなさんの成長がわかり嬉しかった。
歩けなかったり、
耳がきこえなかったり、
からだがとても弱かったり、
様々な障害があっても、意識すれば見える景色や感覚は研ぎ澄まされていく。
わたしは誰にでも、習えば写真は必ずうまくなります、と言う。
それが今回、本当に例外なく実証された。
それが写真のちからなのだ。
みなで学ぶ成果なのだ。
誰にでも平等に、素直なまなざしを教えてくれる。
胸があつくなる。
年齢も性別も国籍も文化も環境も、
わたしたちを隔てているように思えるあらゆるものを、
写真は超えて、メッセージを投げかける。
"わたしたちに違いは何もない"
わたしは写真のちからを実証し続けたいと思う。
世界のあちこちで。