20 years

2017.01.18 Wednesday

 

20年前の手記をみつけた。

 

1998年4月

 

写真、映像に限らずとも、
絵を描く、言葉を綴るといった「表現すること」は
私にとってとても重要なことです。
それを最近改めて感じます。

 

そんな忘れかけていた大事なことを取り戻したのも、
まわりで、自分のやりたいことを頑張っている人たちを見て
勇気づけられたから。

これからも私は影響を受けたり、触発されたり、
時にはもう駄目だと落ち込んだりと、繰り返しながら、
少しずつでも確実に前進していきたいと思う。

それが一体何になるのか?
メシは食っていけるのか?

人にはそう言われて、私も実のところはまだ
ぼんやりとして形はつかめてないけれど
やりたいことがたくさんあってドキドキしている今のうちは、
やれるところまでやるのが一番だと考えています。

私1人の力はとても小さくて、
大勢の中に紛れ込むと、わからなくなってしまうかもしれないけど、
ある人の写真を見て、涙が出そうになった時のように、
私も誰かの心にじんとくるような瞬間をつくりたい。
ずしんと突き刺さるリズムの音楽を聴いたような瞬間。
歌の歌えない私が歌えるように。

その為には、やはり一生懸命にやるしかないのだと思っています。

I believe in things that piece me to the heart things which are pleasing to the eye on to the ear.
I just want to be doing something that may be meaningless to many others, but they are irreplaceable with me.

ドキドキして、胸がじんとして、あったかくて、
発見と、ときめきと、目眩がするくらいクラクラするもの。
それは何だ?
世界がぽかんと明るく見えて、生きてることを実感するような。
MTVを見る以上にムズムズするような。

きっと手に入れてみせる。

空の青も、海のにおいも、ハイパーバラッドなビルも、
全部私のものだ。
暗闇とリズムに身体が溶けていく感じよりももっとしみてくるもの。
私はここにいるよ!

道。
続いていくもの。
あきらかに希望に満ちたもの。
道があるから、私は歩いていける。
表現は一番の自由だ。

(学生だった時の手記より)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

時は流れて2017年

 

青いわたしを見て感心したり

あまり変わっていないなと思ったり。

 

…結局、

今も、

いちいち「なんだこれは」

とツッコミいれながら

驚きと感動で写真を撮っている。

 

20年経って、

わたしは何を手に入れただろう?

 

おそらくそれは、

表現できる自由

 

つまり

最初から、

ずっと持っていたもの。

 

わたしには道が続いている。

これからもそれは、変わらないだろう。

ありがたいです。

コメント
コメントする