冬来たりなば春遠からじ

2011.12.30 Friday


2011年最後になって、
風邪をひいてしまったものだから、
今年で一番引きこもった年末を過ごしています。 
振り返ると、
今年は本当に移動し続けた一年だった。
慢性的に忙しく、
年間の1/3以上はホテル暮らしという生活。 
ずいぶん旅慣れてもきた。

来年はさらに、広島にいるのは半分になるだろう。
そんなジプシーのような暮らしの中でも、
ちゃんと地に根をはっていられるかが、
これからのわたしの課題でもある。

いずれは世界の三カ所に拠点を持ちたい。
広島と東京と、ニューヨーク?
このあたりはまだまだ漠然としているけど
叶えたい夢は、いくらでもある。


来年4月から尾道で開講するリタフォトスクールのアウトラインも、
だんだん見えてきた。
少しずつ仲間が増えていくのは
本当に楽しい。

おのなびフォトゼミも1月からスタート。

尾道でとにかく3年間スクールを続けて、美術館でグループ展をして、
おのな美展はあと5年続けて、第10回おのな美展を集大成にして、
地元に写真学校をつくりたいという夢は、どこまで近づくかな?


そしてわたし自身、日本を代表するアーティストの1人になること。

作家活動を維持できる環境をつくるためには
越えなければいけない壁はたくさんあるけど
(実はそれが一番難しい)
挑戦しつづけていこうと思う。


すこしずつ、確かめながら
ゆっくりと一歩ずつここまでやってきた。
3年後、5年後、10年後…
気長な話をいつも繰り返している。
すぐに結果を出せないことに、
焦ることも何度もあった。
まわりのスピードに翻弄されたりもした。
だけど、
間違ってなかったと今は思える。

しあわせのかたちって色々とあると思うんだけど、
わたしにとって一番のしあわせは
自分らしくいられることだ。


今、ここで、生きているということ。
それだけで素晴らしい。
だけど人はすぐに忘れるから、
表現者としての役割を果たす。

どうぞ神様、わたしがこの世で役に立つのなら
思う存分使ってくださることを
望みます。


2012年、動き始める。
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