写真詩集「おのみち」

2009.12.10 Thursday

photoback「おのみち」

旅に出ていたわけではなく
写真詩集をつくっていました。
詩を書くことは
じつはわたしの活動で二番目に古く
(ちなみに一番が漫画を描くこと)
小学校高学年の頃にさかのぼる。

当時、銀色夏生さんの世界にあこがれて、
放課後、好きな詩を教室の黒板に書き写したり
自作の詩をノートに綴り
友だちと交換して読み上げたりもしていた。

詩情というのは
誰もが持つものだと思う。
ただそれを、
写真に写すか
言葉にするかの違いというだけで。

あふれる想いを
書くことで昇華させることは
大人になった今も相変わらず続き、
13歳を筆頭に、
33歳までの20年間で
ノートの数は20数冊に及ぶ。
ほとんど詩になる前の、
走り書きに留まっているんだけど。
とにかく何かを、必死になって書いている。

わたしの写真の歴史よりも古い、言葉の思い出。

振り返って読むと、
あまり変わらず大人になっただけのような気もする。

13歳のわたしも「今」を残すことにしがみつき、
移ろいゆく季節をつたなくも追いかけ、
恋することを知り、
出会いと別れを繰り返して、
わたしに還ってゆく。

今回photobackでつくった「おのみち」は
ボリューム的には構想の1/3くらいなんだけど、
(ページ数が足りない)
これを根幹に
思い描く写真詩集につくりあげていきたいと思う。

2010年の目標のひとつ。

コメント
僕も20年くらい詩を書いています^^ 今年は14作品分に曲をつけてオリジナル曲を製作しました♪ 誰に聞かせたいわけでもなく、自らの心に響かせたい言葉やメロディーが形になりますね。

「photoback」で単行本サイズの写真詩集をつくりましたが、色合いや紙質的に「DigiBook」の方が仕上がりは良かったです☆ ただテキストの挿入を考えると「photoback」がいいですよね!
  • by XYZ
  • 2009/12/10 7:03 PM
Photobackでいずれ、もっとページ数の多いものがでれば
また作ってみたいと思います。
仕上がりはDigiBookですか?
こっちもためしてみたいですね。
ありがとうございます。
  • by NORi
  • 2009/12/11 11:20 PM
「写真詩集」というのがミソですね。
NORiさんの持ち味が存分に味わえて、
とてもいい感じではありませんか。

それにしても、NORiさんの写真と詩は、
なぜこれほどまでに、はかなげで、切ないのでしょうか。
尾道というレトロなまちのせいばかりではないでしょう。
ページをめくるたびに、切なさの海に溺れそうになりました。
「もう二度と戻れない美しさ」
だからこそ、なにげない日々を大切に、前を向いて歩いて行きたい。
そんな気持ちにさせてくれる、すてきな本です。

完全版ができたら、ぜひほしいです。

アラーキーの「私写真」ならぬ、NORiさんの「詩写真」。
今後の展開に期待しています。
  • by セバスチャン
  • 2009/12/12 2:18 AM

65pと67〜68pの写真が好きです。

詩はパーソナルで完結しているひとりごとですね。

26歳から2年かけてユーラシア・アフリカ大陸47か国を旅してきた中村安希という女性の「インパラの朝」という本を読みました。彼女の文章に拮抗するあなたの写真を見てみたいです。

旅が必要なのは言葉のほうだと思いました。

次は書店に並ぶ写真詩集をよろしくね。
(写真をさわってドキドキしたいです)
  • by 青木圭三
  • 2009/12/19 12:49 AM
すこしずつ、
写真詩集出版にむけて
うごきはじめてます。
たのしみに、まっててください。
よろしくお願いします。

  • by NORi
  • 2009/12/29 2:50 PM
コメントする