机の下の思い出
アートセラピー
2012.02.12 Sunday
また週末から東京生活。
アートセラピーの体験講座があるので、
早速受講してみることにした。
セラピストの資格は、通信でも取れるらしいので、
そのあたりも詳しく聞いてみようと思っている。
専門学校以来、久しぶりに画材を揃えた。
パステルとクレヨン、スケッチブック。
絵を描くのをやめて、十数年経つ。
もう一度、描けるようになるかもしれないと思うと嬉しくなって
ふと、気づいた。
結局、アートで癒したい、
最初のクライアントは自分自身だということ。
あんなに好きだったのに
毎日絵を描いていたのに、
才能がないと諦めてしまったあの頃のわたしに、
もう一度会えるかもしれない。
最後まで挑戦しなかったことを、
後悔してずっと苦しかった。
二十歳で写真を選んで、
NYで個展すると目標を立てて、
今まで無我夢中で頑張ったことも、
辿れば全部、
後悔を塗り替えたかったんだ。
今ならわかる。
才能は必要ない。
わかりやすい肩書きもいらない。
うまくなくても、
世間に認められなくても、
自分らしいものが作れるなら、
それが最高の作品だということを。
まだ間に合う。
取り戻そう。
ただ好きだと純粋にいられたあの頃のわたしを。
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